倫理学

美意識の根底2

前回の記事で、美意識の根底であるマナーの1つに咳やくしゃみをする場合には、必ずハンカチを当ててからするのがマナーであり、そのマナーこそが美意識の根底なのですと書きましたが、今日の記事も引き続きこのマナーと言う美意識について書いてみたいと思います。

私は温泉が大好物で、月に最低でも3回は温泉に行きます。

私の場合、両腕にはがき大のお絵かきがあるので、温泉施設によっては入浴を断られてしまうので、ほとんどの場合には露天風呂付の部屋か、または貸し切り風呂がある温泉施設に行くのが基本なのですが、中にはお絵かきがあっても大丈夫!と言う施設に行きます。

当然、この温泉でのマナー(美意識)は多々ありますが、そこにはマナーのかけらもない輩に出くわすことが多々あります。

女性風呂は入った事がないので、この記事は男性風呂での事になりますが、まぁ女性もほぼ同じだと思います。

皆さんは温泉の湯船に入る時には、最初にどうされますか?

湯船は、色々な人が入浴する所ですよね?

ですので、湯船に入る前には必ずソープで身体の隅々を洗い、シャンプーをしロングヘアの方は髪の毛を頭の上でまとめてから入浴するのが基本的なマナーです。

勿論、タオルを湯船に入れるなどもってのほかです。

そんなの知っているよ!と言う貴方!もしも、もしもですが、大浴場にも関わらず浴室に誰一人いなくて、貸し切り風呂だったら?どうしますか?きちんと身体の隅々をソープで洗い、シャンプーして・・・しますか?

ここが問題なのです。

誰もいないから問題なし!そのままざぶ~んと言う人もいるのではないですか?

そもそも人間なんて、人が見ていなければ何でも平気でマナー違反をする生命体なのです。

そんな生命体でも、こういう時に真の美意識が現れます。

ちなみに私は、他人様がいる、いないに関わらず必ず身体の隅々を洗い、スキンヘッドなのでシャンプーは使わずにそのままボディソープで頭も洗って、肌がキュッキュッと鳴るまで流してから湯船に入ります。

エ~本当ですか??と瞬時に思われた貴方!

貴方は他人が見ていなければ、そのままざぶ~んな人ですね。

そのままざぶ~んな人は、必ずいるものです。

ですから、私は基本露天風呂付のホテルか、日帰りならあさイチの貸切風呂に行きます。

但し、諸事情で大浴場に入らなければならない場合、お風呂場でそのままざぶ~んをしようとする人を見かけたら、瞬時に大浴場に響き渡る大声で「おい!ちゃんと身体洗ってから湯船に入るのがマナーだろうがっ!!」と怒鳴ってしまいます。(なんとお下品な!)

でも私はハムラビ法典支持者なので、お下品にはお下品にて対応させて頂いております。

そんな怒鳴ったりしたら刺されますよ・・・と良く言われるのですが、今まで刺された事もなく、怒鳴られた相手もおとなしく、「す・す・すみません」とアドバイスを聞いて下さるお下品な人しか会ったことがありません。

何故か?

見た目に私が怖いからではなく、私が間違った事は言っていないからなのですね。

綺麗に洗った身体で綺麗なお湯に浸かり、静かに瞑想する・・・癒されます。

どうか、ざぶ~んに心当たりがある方は、どんな時もどんな時でも必ず身体を綺麗にしてから湯船にお入りになる様にお願い致します。

次回はまだまだある温泉のマナーについて書いて行きたいと思います。

さぁ明日は、箱根の〇寮の露天風呂「桔梗」に2時間浸かりに行って参ります!