医学・薬学

免疫力3

免疫力を高める為には?

免疫力を高める為には、普段の養生も大切なのですが養生と言ってもその範囲は広く、楽しく生きる事が最大の養生なのですが、この権力によって支配コントロールされている地球で生きる限り、つかの間の幸せはあるものの、人間の本質的な幸せには程遠い世界なのでなかなか難しくなっています。

ですので、そんな中免疫力を高める為に出来る事と言えば、免疫力を高める食事を取る事です。

ですので、今回は免疫力を高める効果が、特に高い食品をご紹介したいと思います。

まずはキノコです。

キノコは気の子と書くと分かる様に、気を高める食品です。

腸の働きを良くする食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますので、免疫力を高めるためにはおすすめの食品なのです。

腸と言えば前記事に書いた様に人間にとってとても大切な臓器です。

その働きを良くしてくれるのが、キノコです。

人は気・血・水と言う3元素で成り立っています。

まぁこれは漢方医学の考え方なのですが、私の様に漢方養生指導士の資格を持っている人間は病気の全てをこの気・血・水で人の身体を判断します。

キノコはこの気、つまり腸の働きを良くしてくれるのですから、元気・やる気と言う気が落ちている人にはおすすめです!

キノコにはβグルカンという成分があるのですが、これが消化吸収されずにそのまま、腸の免疫細胞に作用し免疫力を高めるのです。
さらに、がん予防や腸内環境を改善し便秘を解消する効果もあります。

次に発酵食品。

腸内にある乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が増えれば腸の働きが良くなりますが、反対に悪玉菌が増えてしまうと腸内の環境が悪くなります。

納豆、みそ、しょうゆ、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が多く含まれており、腸内の善玉菌を増やす効果があります。

しかし、発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの中には、胃の中の過酷な環境で死んでしまい、生きたまま腸に届かないものもあります。

しかし、生きたまま腸に届かないからと言って、善玉菌を増やす効果がないというわけではありません。

乳酸菌などの死骸は、腸に届くと腸内の善玉菌の良いエサになり、間接的に善玉菌を増やすことにつながるのです。

キノコや発酵食品が苦手な人は、サプリメント系で摂取するのも悪くはないのですが、腸内細菌には複雑な関係性があるので1種類のサプリメント系を摂取しても相互効果が得られない事も多いのです。

ですから、整腸剤として売られている物の相互作用をよく学んでから服用をお勧めします。

整腸剤で免疫力を高めたい人は、ビオフェルミン・ビオス・ビオチンこの3種類を調べてみて下さい。

特に皮膚が弱い人はビオチンをおすすめします。

まぁ私的には漢方薬が1番ですけどね。

漢方薬については、また改めて書きたいと思いますが最近の天候の様に温度差が激しい時期などには免疫力が弱いとすぐ風邪を引いてしまうので、免疫力を強化する事ですね。
運動と休息も免疫力には大切

その他免疫力を高め維持するには、体を動かす、ストレスをためない、十分に休むなど色々ありますがこの資本主義的生産様式の世界ではなかなか難しいですね。

ですので、せめて食事に気を配り、タバコは即刻やめてお酒も少々にし、あとはヘラヘラ笑って毎日を過ごす事ですね。

健康を害すれば辛いのは自分自身なのですから。