今ではどの美容室でもカウンセリングと言う言葉を使って仕事をしていますが、カウンセリングとは何をする事なのか?本当に理解されていますか?
私が今から35年前に初めて美容室で始め、講習をさせて頂き広めたカウンセリングですが、この本来の目的とか何故カウンセリングが必要なのか?分からずに言葉だけが独り歩きしている様に思いますので、改めてカウンセリングとは一体何の為に生まれたのかを書いてみたいと思います。
カウンセリング、一言で言うと初対面同士の美容師とお客様のあいだに流れるあの不穏な空気、ヘアスタイルを仕上げるまでに両者の間に流れるあの不安感・ドキドキ落ち着かない・ぎこちない気持ちを取り除いてくれる唯一の方法の事を言うのです。
みなさん美容師なら知っていますよね??
初めてのお客様に対する不安と緊張・・・・お客様の視線から感じる不信感・・・。
誰でも経験があると思います。
お客様の立場で言えば、自分に似合うヘアスタイルなんて分からないのに、何とか美容師に分かりやすく希望を伝えなければと言うプレッシャーと緊張感・・・・・どう伝えていいのか?見つからない言葉。
こんな両者が出会ってスムーズにコミュニケーションが取れるわけがないのです。
この緊張感たっぷりのコミュニケーションを和らげ、不安感をなくし・不信感を取り除き、お互いが緊張感から解放されるための知識と言葉と表現方法をもって美容師がお客様に似合うヘアスタイルを提案して行く手法が美容室でのカウンセリングです。
つまり、「事前に納得してもらう為のテクニック」これをカウンセリングと言うのです。
そして、そのテクニックである知識と言葉と表現方法が身に付いた美容師は、お客様に対して自信に溢れた態度で仕事が出来るのです。
時代は、カウンセリングからヘアプロポーザル通称ヘアポの時代へ
では、事前に納得してもらうテクニックを身に着けるためには何が必要なのでしょうか?
それが造形心理学と言う知識であり、その知識を使いこなす方法と表現力、そして最後にイメージ通りにヘアスタイルを作る技術力と言う3種の神器が必要なのです。
この美容師の3種の神器の全てを身に着けて頂くためにSATORIプログラムを考案し配信に至りました。
美容師なら知っている、美容師とお客様の間に流れる不穏な空気・不信感・不安感・恐怖それらの全てを取り除く為には、今まで学んできた事だけでは取り除けないのです。
その全てを取り除く為に、まず第1段階としてSATORIゴールドラベルを学びます。
SATORIゴールドラベルでは、美容師が日々使う道具の意味・造形心理学・素早く正確に出来るカットテクニック・素早く仕上がるブローテクニック等の基礎の基礎を学び、しっかりとした美容師の土台を作ります。
SATORIプラチナラベルでは、ゴールドを更に進めカウンセリングの実践に必要な造形心理学を身に着け、想像したヘアデザインを作る為に必要な道具を的確に選定し、短時間でカットブローテクニックが出来る様になる基礎を学びます。
SATORIブラックラベルでは、ゴールドラベル~プラチナラベルで学んだ知識、その知識を使いこなす方法と表現力、そして最後にイメージ通りにヘアスタイルを作る技術力と言う3種の神器を身に着けうえで、最後の仕上げとして、ヘアプロポーザル(カウンセリング)と言う「事前に納得してもらう為のテクニック」を学び、サロンで実践出来る様にする事を最終目的に学ぶプログラムです。
そして・・・・
SATORIプログラムの全てを学び、多くのお客様(ファン)を獲得し、長年に渡りファンに支持される美容師を1人でも多く育てる為に作られたのがSATORIプログラムです!