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インフルエンザ1万倍!

みんさん、冷静になって頂きたい!
コロナウイルスについて私見です。
コロナウイルス、確かに伝染病ではありますが、インフルエンザと比べて極端に恐れるほどのものではないのです。
感染力の高さや致死率の面から考えても、こんなリーマンショックや東北大震災に迫るレベルの経済的損失が発生すべき病気ではありません。

まずは致死率ですが、こちらは約0.5%です。
つまり、感染者の200人に一人が亡くなるという意味です。
これだけ見るとすごい高く感じると思うのですが、コロナウィルスに関しては感染しているけれど感染者としてカウントされていない人数が、インフルよりも桁違いに多いことを思い出してください。
症状が軽症の場合は検査を受けられないし、そもそも自覚症状が薄いので検査を受けようともしない人が相当数いると言われています。
しかも、重症な人から先に検査対象となるので、必然的に感染者全体における重症患者の比率が高くなる。
つまり、致死率の母数となる感染者数が実際よりはるかに少ない上に、死ぬ可能性の高い人から先に感染者扱いになるので、見かけ上の致死率が高くなっている可能性が極めて高いのです。9.6%もの高い致死率だったSARSが流行した時ですらここまで過剰反応は無かったのに、なぜその20分の1程度、実際にはもっと低いはずのコロナウィルスでここまで騒ぎ立てる必要があるのか。。。。。。。

新型コロナとSARS比較(致死率)

新型コロナ 中国国内と国外比較(致死率)

それ以上に注目すべきは、患者数と感染力です。
毎年この季節に猛威を奮っているインフルエンザの国内感染者数は、2016年から2018年までの3年間で、平均で1,000万人超です。
対するコロナウィルスの感染者数は今日時点で200人いるかどうか。5万分の1です。
そして、感染りやすさではインフルエンザとコロナウィルスはだいたい同じくらいの強さということですから、これは極めて単純に言うと、コロナウィルスよりもインフルエンザにかかるリスクの方が5万倍高いということです。
ちなみに、インフルエンザの致死率は0.1%程度と言われているので、これはコロナウィルスの5分の1程度。。。。。
これってつまり、インフルエンザで死亡する確率の方がコロナウィルスより1万倍も高いということですよ!!!

新型コロナと新型インフル2009(患者数)

新型コロナと季節性インフル(患者数)

そんな危険な病気が毎年毎年流行っているのに、別にみんなそこまで気にしないでライブ行ったりイベント行ったりしてますよね?
大事なことなのでもう1度書きますが、感染して死ぬ危険性がコロナウィルスの1万倍も高いインフルエンザはそこまで気にしないのに、なんでコロナウィルスの事をそこまで怖がってトイレットペーパー買い占めたりするんですかね?
コロナウィルスは人によっては重度の肺炎を引き起こすので、確かに危険な病気ですし、最大限注意すべきなのは間違いないです。
治療法が確立されているインフルエンザと違って、じっくり治るのを待つしか無いというのは、かなり大変な症状ではあります。
なので、可能な限り満員電車にも乗らないようにしたり、外から帰るたびにしっかり手洗いするのは大切なことだと思います。
でもそれって、対インフルエンザ対策としてそもそもやっておくべき事じゃないですか??

勘違いされる方もいそうなので、念のため明記しておきますが、私はコロナウィルスを気にする必要が無いと言っているわけでは決してありません。

そうではなくて、数字の面でははるかに死亡リスクが高いインフルエンザと同じく、冷静になって接し方をちゃんと知りさえすれば、今のような無駄なパニックにならないで済みますよということです。
コロナウィルスはワクチンがまだ無いじゃないかと言う人もいそうですが、成人のインフルエンザ・ワクチン接種率は30%程度ですから、ワクチンの有る無しはそんなにギャーギャー騒ぐほど大きなファクターじゃない。

大変残念ながら、日本の政府はこういう状況下であまり役に立たないどころか、思い付きで学校を休めせてしまう(しかも保障などしないし、最終決定は自治体に委ねるというズルさ)など、リーダーシップの能力は驚異的に低いので、一切期待できないのが実情です。
幸い大多数の日本国民はどんな非常時でも暴動を起こしたりせずに行動でき、政府の失策の尻拭いをするかのように、様々な民間企業が学習支援や子育て支援の対策を次々と打ち出しています。
真剣に思うのですが、いっそのことみんなで政府の事は無視して、危機感を煽るだけの下らないマスメディアもシャットアウトして、優秀な民間だけで動かしていった方が、早く状況が改善する気がしてなりません。

(出展先 https://comemo.nikkei.com