酸素不足2
3億年前、地球上の酸素濃度は35%あったそうです。
それが、100年前には24~26%になり、現在は約21%です。
21%あるのですから、生活は可能ですが酸素濃度は確実に減少が進んでいるのです。
そして、注目すべき点はこの21%という数字、人間が健康を維持していく必要最小限の酸素量です。
ちなみに、人間は60秒間に200ccの酸素を消費するそうです。
では、19%まで下がるとどうなるかというと、人は息苦しくなるそうです。
そして、16%で酸素マスクが必要になり、10%で意識が無くなり、8%まで低下すると失神。。。
昔35%もあった酸素が何故21%まで下がったかというと、やはり石油や石炭、天然ガスの燃焼により、大気中の酸素が大量に消費され、一方では大規模な森林伐採により、供給源が減少した事が原因です。
森林伐採はもの凄い勢いで行われており、この50年間で世界の森林の約半分が伐採されたとも言われています。
アマゾンの熱帯雨林は、地球の酸素収支の三分の一の酸素を担っていますが、この40年で20%も消失したそうです。
山を切り崩して大規模な土地開発を行ったり、PCやコピー機などのOA機器が普及し紙をどんどん使ったりすることが、大量な森林伐採の一因にもなっているのでしょう。
人間が健康を維持していく必要最小限の酸素濃度は、21%です。
19%で息苦しくなります。
つまり、現在の酸素濃度21%は大丈夫なのではなく、ギリギリ生存して行ける値であり大丈夫ではないのです。
恐らく、満員電車の車内では一時的には20%か、もしくは瞬間それ以下になっている事もあり得ると思います。
酸素濃度が低くなれば、当然免疫力も落ちます、
「がん」は低酸素状態の環境で発生し成長して行くそうです。
がんは、太古の昔へ先祖帰りの結果だという医師もいます。
低酸素状態になる原因としては直接的には血流が悪くなり、酸素が十分に届かなくなっていくからです。
血流が悪くなる原因は、過度のストレス、運動不足、動物性食品の摂り過ぎ、体を冷やし過ぎ、加齢によるエネルギー不足、体温を調整する自律神経やホルモンの不調等々が挙げられます。
谷本晋一博士
虎ノ門病院・呼吸器科部長
「喘息、疲労回復に酸素は素晴らしい効果を与える」
吉田高良博士
筑波大学教授
「酸素を十分に取り入れれば、肺機能を向上させる」
つまり、結論として何をお伝えしたいのか?と言うと、コロナウイルスもそうですが、免疫力を上げる事こそが、細菌やさまざまな病気から自分の身を守る事に直結すると言う事です。
普段、空気(酸素)の事など考えている人は、少ないのではないですか?
コロナウイルスに感染し、どの様な治療が行われているのでしょうか?
有効なワクチンはいまだありませんし、その様なワクチンを使わなくても症状が軽減し、治っている人もいます。
その様な人達は、共通している治療方法があるそうです。
そうです、酸素吸入器をつけ濃い濃度の酸素を肺に送り続けています。
どういう事か?
酸素を十分に取り入れれば、肺機能を向上させ、喘息、疲労回復に素晴らしい効果を与えるからです。
私は、自宅に酸素発生器を2台設置して自宅の酸素濃度を30%に保っています。
自宅に帰ると、頭がす~っとして、穏やかな気持ちになりますし、就寝時は深く眠る事が出来ます。
そして、免疫力が上がりますから、当然風邪やその他の病気にかからずに数年間過ごす事が出来ています。
それから、私はほぼ毎日ジムに行きますが、有酸素運動をする時には液体酸素を水に溶かして飲んでから、1時間走りますが息が上がりません。
人が生きて行くために絶対に必要な「酸素」みなさんも考えてみては如何ですか?
水も買う。
酸素も買う。
いやはや世も末ですね・・・