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酸素不足

今日は、コロナウイルスにも関連するのですが、酸素の話です。

恐らくみなさん気づいていらっしゃらない方が多いと思いますので。

ある人の説ですが、以下に書いてみます。

「大気中の酸素濃度が約21%なのは常識かと思いますが、それは過去の事であって今の東京の酸素濃度は人間にとってかなり危険な状態になっています。

皆さんは、東京都の酸素濃度は、現在何%くらいだと思いますか?

今、全世界で平均すると酸素濃度は恐らく20%を下回っていると言われていますが、これが先進国の都市部になると恐らく15%かそれ以下になるでしょう。

そして、東京都内の酸素濃度は、13%くらいしかない可能性さえあるのです。

問題なのは、実は二酸化炭素の増加ではなく、酸素濃度の減少だったのです。」ここまで。

私も東京都や世界の酸素濃度に関しては、減少していると言う考え方なのですが、この説はちょっと行き過ぎている感があるのは否めません。

他方こういう説もありますので以下に書いてみます。

「基本的に都市部、森林部に関係なく現在の大気の酸素濃度は約21%に保たれています。

室内でアルゴンや窒素のようなガスを扱う部屋には窒息事故を防ぐための酸素濃度計が設置されていますが、通常は21%を指し示しているはずです。

警報の基準値は計器によって異なりますが酸素濃度が18%、19%ぐらいを下回るようなことがあればアラームが鳴り響きます。

更に、酸素濃度が18%を切るような環境は労働安全衛生法の規制対象になっています。

以下は労働安全衛生法に基づいて定められた酸素欠乏症等防止規則からの抜粋です。
第二条 この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 酸素欠乏 空気中の酸素の濃度が十八パーセント未満である状態をいう。

第五条 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を十八パーセント以上(第二種酸素欠乏危険作業に係る場所にあつては、空気中の酸素の濃度を十八パーセント以上、かつ、硫化水素の濃度を百万分の十以下)に保つように換気しなければならない。ただし、爆発、酸化等を防止するため換気することができない場合又は作業の性質上換気することが著しく困難な場合は、この限りでない。

東京都の酸素濃度15%が本当なら都市部は常時酸素欠乏環境という事になり、自覚症状がなくなるので東京都の酸素濃度が13%なんていうのはあり得ないのです。」

こういう説です。

まぁどちらが正しいのかと言えば、私的にはどちらも正しいと思っています。

詳しくは、後半で書きますが問題なのは酸素濃度がたった1%の減少でも、0.5%の減少でも人間の免疫力は精神に与える影響は大いにあると言う点なのです。

この東京都の上空写真を見て下さい。

そして、この建物には酸素を吸って二酸化炭素を排出している人間が住んでいます。

ラッシュアワー時に、満員電車の1車両に一体何人の人間が入っているのでしょうか?

その中で全員が酸素を吸い、二酸化炭素を放出していますが良い酸素を吸えていない事は想像出来るのではないでしょうか。

この東京都上空写真を見ると、まるで満員電車と変わりありません・・

見るだけで息苦しくなりませんか??