美意識の根底
本日は、私の根底にある美意識について書いてみたいと思います。
私の美意識の根底にある概念ですが、それは全てに通じる概念なのですがそれは「マナー」です。
しかし、マナーは国や民族、文化、時代、宗教のさまざまな習慣によって形式が異なりますので日本ではマナー違反でも他国ではマナー違反にならない事や多方海外ではマナー違反でも日本ではマナー違反にならない事も多々あります。
しかし、どんな国でも他人に迷惑をかける行為と言う点では、マナー違反に違いはありません。
本日2020年1月28日ですが、既に皆様周知の事実として、中国武漢のコロナウイルスによるパンデミックが世界を震撼させていますが、このウイルスが広まってしまった背景にもやはり美意識の欠如があったのではないか?と思います。
私がプロデュースし今月無事にオープンした美容室SASSOですが、その中のルールに「風邪を引いて咳が出ている方はご遠慮いただいております」と言うものがありますが、これも1つの美意識(マナー)です。
風邪を引いて苦しい自分は仕方ありませんが、これを他人様に移す行為は完全なマナー違反です。
そういう行為はマナー違反であり、美意識の欠落なのだと言う事をSASSOでお客様に伝えられたら良いと思っています。
私は人が多く集まる所が大嫌いです。
つまり、人ごみと言われる所が嫌いなのですが、その理由は人が嫌いなのではなく、マナーがない美意識のない人が集まっているから嫌いなのです。
人ゴミとはよく言ったものだと思います(笑)
私は、子供の頃から自宅に戻ったら手を洗いうがいをする事が当たり前と言う教育を受けて来たので、自宅に戻ってからすぐに手洗いをしないと家の中の物を触る事さえ気持ちが悪いです。
それに必ずハンカチを持って外出する事も、子供の頃からの躾でハンカチがないと不安なくらいです。
しかし、最近の人達を見ていると手洗いは見る事が出来ないので分かりませんが、街を歩いていても人ごみではしょっちゅう目にしますが、咳きこんだり、くしゃみをしたりする時に手で鼻口を押える事さえせずに世界中に俺の菌をまき散らしてやる!の如く、咳やくしゃみをしている人が多すぎます!!!!!
あぁあああ気持ち悪い・・・・
私はハンカチを常に持っているので軽い咳なら手で鼻口を押える程度ですが、くしゃみに至っては必ずハンカチを出して鼻口を押えてからくしゃみをします。
ですので、くしゃみが出そうになった時に慌ててポケットからハンカチを出すまでくしゃみを我慢するので、たまにくしゃみが不発に終わってしまい気持ちがスッキリしない経験が何回もあります。
美容師は、美容学校時代に公衆衛生学を学びますが、私の友人たちはこの学科を適当に受けていたせいか、ウイルスや微生物に対してあまり恐怖を覚えないのですが、私は真面目なせいかこの公衆衛生学も真剣に学んでしまったお陰で、若干の潔癖症です。
若干の潔癖症ですから車での通勤時にくしゃみを手で押さえてしている人がいますが、その押えた手の内側は??その手はいずこに??をついつい想像してしまい鳥肌が立ちます・・・
まして、手で押さえずにくしゃみをしたら・・・・それが清潔感のないおっさんだったら・・・・
くしゃみの初速を皆さんはご存知ですか?
その初速たるや、時速にしてなんと320キロにもなるのです。。
新幹線のなかで、営業速度が最も速いのは、東北新幹線「はやぶさ」が宇都宮-盛岡間で出す時速320キロなので、この速さと同じ速さなのです。
しかも、インフルエンザに感染した人のくしゃみには、約200万個のウイルスが含まれ、感染源となる唾液を約3メートル先まで飛散させると言われている。
「ゴホッ」と、1回咳をした場合に飛散するウイルスが約10万個と言われるので、くしゃみは咳の20倍のウイルスを撒き散らしていることになります。
くしゃみの破壊力は絶大なのです!!
ですから、人ごみに行き3人くらいの人が手もハンカチも使わずにくしゃみをしたら・・・・
洗いたてでエステに行ったばっかりの顔におっさんの唾液が・・・美容室で綺麗になった髪の毛におばさんの唾液が・・・クリーニングしたてのコートに・・・考えただけでぞっとしませんか?
手もハンカチも使わないでくしゃみや咳をする人には100%美意識がありません。
もしも、私の美容室に来たお客様で手もハンカチも使わずにくしゃみをしたお客様がいらして、似合うヘアスタイルにして下さいと言われても、その人に美意識のかけらも無いのですから、一言「すみません、お帰り下さい」と言って終わりますね。
どうか皆様!!!
御自分は勿論の事、ご家族、お子さんに至るまで、洗濯しアイロンをかけた清潔なハンカチを1枚必ず必ずお持ちになって外出される事、切にお願い致します!!