倫理学

日本語の変容と乱れ2

今日は前回の続きになります。

一般的に日本語の使い方で間違っている部分を例を挙げて解説してみますが最近ではケースバイケースで何が正しく何が間違いなのかよく判断出来な事もありますよね。

ここではあくまで辞書等に書かれているところを正しいとした意味と理解して頂ければと思います。

い抜きの言葉

父と電話としてます。→父と電話をしてます。

カフェに行きお茶してます→カフェに行きお茶をしてます。

新しい本を読んでます。→新しい本を読んでます。

これはほんの一例ですが、まだまだい抜きの言葉が日本に蔓延しています。

貴方も何気なく使っているかもしれませんね。

い抜きにならない様に言葉を正しく使ってますか?←あえて抜きです気が付きましたか?笑

 

同じ様な事ですが、ら抜きの言葉もあります。

明日からやっと公開される映画が見れる→明日からやっと公開される映画が見れる。

依頼されたイラストがやっと見せれる→依頼されたイラストがやっと見せれる。

目覚ましをセットしたので起きれる→目覚ましをセットしたので起きれる。

これもよく間違って使っているのではないでしょうか?

まぁ、このい抜きやら抜き自体の間違いに気が付かず、こういう例を見て初めて間違ってた事に気が付かれた方もいらっしゃったのではないですか?←この文章にも間違っている日本語の使い方がありますが、お分かりになりましたか?笑

正しくは間違っていたですね。抜きでした。

続いては、皆さん人に何か迷惑をかけた時にどんな言葉を使って謝意を伝えますか?

「すいません」でしたか?「すみません」でしたか?

どちらも謝意を伝えているという点では通じるとは思いますが、正しくは「すみません」でしたが正しい使い方になります。

そのため手紙やメールなど文字にする際は「すみません」を使うのが適切です。

 

「すいません」は「すみません」を言いやすくした口語 で「すいません」は「すみません」が発音しづらいことから、発音しやすくするために「すみません」がくだけた話し言葉です。

文章では、「すいません」といった口語表現は使わないように気をつけましょう。

丁寧に謝意を伝える場合には「申し訳ございません」「大変失礼致しました」と言う言葉を使う様にすると良いですね。