悪いカルマを作らない方法3
男性はストレスを受けると攻撃的になったり、黙り込んでしまったりするそうです。
それは一体なぜなのかと言うとテイラー教授によると、男性の「オキシトシン」分泌量は、女性に比べて少なく、ストレスを受けると「バソプレシン」というホルモンの受容体が活性化されてしまうのだそうです。
「バソプレシン」とは、ストレスを増強させ、攻撃行動を促す作用を持つホルモンの事です。
また強いストレスを受けると人は、物事に集中する時に働く交感神経が優位になります。
つまり、男性は「バソプレシン」などによってストレスを受けると、その原因を解決することにひたすら集中してしまうという事です。
そのため、仕事でストレスを受けたご主人は帰宅後、妻のおしゃべりがうるさく感じられてしまうのです。
つまりは、さほど重要な話ではない場合、女性は、疲れた男性に対して、そっとしてあげる事が愛でありこれも1つの美意識なのです。
しかし、待ちに待った(こんな妻は新婚当初だけかな・・)ご主人が帰宅した後に、大事な相談がある場合はどうすれば良いのでしょうか?
心理学者の伊東明博士によると、休みの日の昼間など、リラックスしてストレスが少ない時に相談すると、話を聞く耳を持ってくれる可能性が高くなると述べています。
しかし、どうしても即相談したい場合は、朝出かける前など、事前に相談する時間とテーマを伝えておくと良いそうです。
男性はあらかじめ自分の考えをまとめて備えておくことができるため、イヤがらず相談に応じてくれると考えられます。
おしゃべりが得意な脳を持つ上に、ストレス発散のためにしゃべりたがる女性とは反対に、ストレスを受けると攻撃的になったり、黙って考え込む傾向にある男性…
しかし、オキシトシンとバソプレシンの特性を理解すれば、夫婦の会話もスムーズに進むことでしょう。
以上の事から、女性は脳の構造により言語能力が高く、ホルモンの関係からおしゃべりでストレスを発散させる事が出来ると言う事はお分かりになったと思います。
では、更に進んで男女の会話には、「相手が気持ちをわかってくれない」、「女性同士の話は、無意味に聞こえる」などさまざまな感情の違いがありますがそれはどうしてそうなるのか?次回にお話しします。