倫理学

悪いカルマを作らない方法

今から書く記事は、最終的に自分の悪いカルマを作らずに済みますので、参考にして下さい。

一般に、女性は男性よりもおしゃべりだと言われていますが、果たして、それは事実なのでしょうか?

「仕事から疲れて帰ってくると、妻がやたらと話し掛けてきてますます疲れる」という男性の方はいませんか??(笑)

ある実験で、ある会社員のお宅に、許可を得て隠しカメラを設置させてもらい、どのような夫婦の会話がなされているのかを見た結果、ご主人が帰宅してから、奥さんの方がひたすら一方的にしゃべり続けているように見えたと言う結果があります。

人類行動学研究者、アラン・ピーズ氏が、夫婦の会話で使われる言語の数を調査したところ、男性は、女性の半分にも満たなかったと言っています。

その要因として、脳の構造の違いを指摘しています。

人間総合科学大学・新井康允教授によれば、女性の方が、左脳にある言葉を理解するための「ウェルニケ領域」の神経細胞密度が男性より高いそうです。

さらに右脳と左脳をつなぐ「脳梁」が、女性は男性よりも大きく、女性の方が左から右へ言語情報が多く送られる事が分かりました。

これらのため、左脳に入った言語情報が右脳へスムーズに連絡されることで、女性の方がヒアリング能力や、言葉の意味を理解する能力が高いそうです。

さらに、エール大学のシェーウィッツ教授らの実験で、女性は男性よりも、言葉を発する時に脳内の多くの部分を活性化出来る事が分かりました。

これらのことから、一般的に、女性は脳の構造によりおしゃべりであると言える訳です。

疲れている時はあまりしゃべりたくないというご主人とは対照的に、奥さんは疲れている時の方が逆に喋りたくなり、喋ることでストレスを発散出来ているそうです。

それは、一体なぜなのでしょうか?

イリノイ大学のカーター教授によると、古くから、子宮の収縮や授乳を促す時に多く分泌されることが知られているホルモンである「オキシトシン」に、なんと、ストレス物質「コルチゾール」を低下させる働きがあると結論づけています。

ベルギーのルグロ教授が行った実験で、6人の被験者にオキシトシンを注入したところ、血中のコルチゾール値が低下しました。

また、ハタネズミに関する研究では、オス・メスにかかわらず、仲間を作るのが好きなハタネズミは、単独行動を好むハタネズミに比べて「オキシトシン受容体」が多いということが判明しました。

カーター教授によると、これらの結果から「オキシトシン」はコミュニケーションに密接に関わる重要なホルモンであると述べています。

以上のことから、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のテイラー教授らは、女性がストレスを受けた場合、「オキシトシンが分泌される→コミュニケーションをとる→オキシトシンがさらに分泌される→コルチゾールが減る→ストレスが解消される」というメカニズムが働くと考えられると言う結果を出しました。

では男性はストレスを受けるとどうなってしまうのでしょうか?

続きは次回に